新井星一物語大学編第三話:一日目

その後対戦表が配られた。

一日目
第一試合:するめ大学−パワフル大学
第二試合: 熱血大学−あかつき大学
第三試合: 官僚大学−仏契大学

二日目
第一試合:あかつき大学−パワフル大学
第二試合:  官僚大学−熱血大学
第三試合:  仏契大学−するめ大学

三日目
第一試合:  官僚大学−あかつき大学
第二試合:  熱血大学−するめ大学
第三試合:パワフル大学−仏契大学

四日目
第一試合: するめ大学−あかつき大学
第二試合:パワフル大学−官僚大学
第三試合:  熱血大学−仏契大学

五日目
第一試合:仏契大学−あかつき大学
第二試合:熱血大学−パワフル大学
第三試合:官僚大学−するめ大学

そして一日目

第一試合
 123456789 計
す102030041 11
パ000000000 0

するめ大学11−0パワフル大学
するめ大学の圧勝。星一が初回先頭打者HRを含め6打点を収めた。

第二試合
 123456789 計
熱100011001 4
あ000000003 3

熱血大学4−3あかつき大学
熱血大学が大山兄弟のそつない打線のつながりで4点を取る。
あかつき大学も9回ウラに追い上げるが追いつかず、まさかの初戦敗戦となった。

第三試合
 123456789 計
仏002000000 2
官010000002X 3

仏契大学2−3X官僚大学
官僚大学が星満のソロHRで先制。
次の回に追い抜かれるが、9回に二本目となる星満の2Rでサヨナラ勝ちを収めた。

星一「勝ったのがするめと熱血と官僚か……」
朝刊を広げて星一が呟く
光「大山君達すごい守備上手くなってたね」
目玉焼きの皿を星一の前に置く
星一「ああ。星満もガンガンHR打ってるし。こりゃあ、対決が楽しみだ」
ボールを弾いて直接一塁にボールを渡す技術は抜群に上手くなっていた。
他にも、グラブでボールを取ったそのまま手を振りボールを投げるなど、
守備に関しては誰にも負けない兄弟だろう。

−するめ大学野球部−
一年目に星一がするめ大学へ入ってからサダメナインが
全員そろうまで時間がかかった。
それまで星一は血のにじむような特訓を毎日
かかさず繰り返していった。

−土手−
星一が帰路につく途中、下の方から素振りの音が聞こえてきた。
ふと、見てみると懐かしい顔。星満だった
星一「お、星満!」
星満「星一じゃねぇか!どうしたんだよ、するめは!
   大会に全くでないでさ!」
何よりも早くその言葉が出た。
星一「ま、こっちにも事情があってさ」
星満「そっか……まあ、4年生には当然出るんだろ?」
星一「ああ、四年の秋に一度だけ出る」
星満「あと三年の辛抱ってわけだ」
星一「ああ」
星満「お前、強くなったか?」
星一「?あ、ああ」
星満「そうか……だったら三年間も待ってられない。
   今、ここで一球勝負しないか?」
星一「ああ、………いいぜ」 

田中「いいか!次の対戦校は仏契大学じゃ!
   大月豪とかなんとかがはりきっとるらしいが」
星一「田中さん、大豪月です」
田中「ありゃ、そうか。とにかくその大月豪は
   サダメナインの敵ではなぁい!」
部員「オー!」
田中「んじゃあ、とりあえず表50週してこい」
部員(え゛!!?)
田中「走ってくるまで家にはかえさん。つべこべいわず行って来い!」
   
−しばらくして−
田中「ほう、やはり一番は星一か。よく頑張ったの。
   ラーメンでもおごってやろうか?」
星一「いえ……結……構で……す」
田中「そうか。それにしても!他の者はたるんどる!
   そんなことでは運命(さだめ)に勝てないぞ!
   わしらの目標はただひとつ!
   黒獅子重工撃破じゃ!」
部員「オー!!」