新井星一物語ポケモン編第七話:さらばサントアンヌ号
星一「悪事をやめる気は?」
ロケット団幹部「ない!スピアー!“どくばり”だ!」
素早くスピアーを出し、攻撃した。
しかし、星一と瞬は軽く交わしてしまう。
星一「それなら仕方ないな……瞬、やるぞ」
瞬「ええ、そうですね。
  パピヨン!“みずでっぽう”!すぐに“十万ボルト”!」
ロケット団幹部「させるか!スピアー!風をおこし、吹き飛ばせ!」
星一「そうはいかない」
星一がゴーストを出しスピアーに攻撃する
星一「ゴースト“サイコキネシス”だ!」
毒タイプを持っているスピアーはイチコロだった。
瞬「急げパピヨン!」
パピヨンは“みずでっぽう”と“十万ボルト”を続けていた。
星一「よし瞬!もうこっちへ来い!爆破させるぞ!」
瞬「ハイ!パピヨン戻れ!」
瞬が駆け寄りながらパピヨンを引っ込める。
ロケット団幹部「くそ!誰かそいつを止めろ!」
ロケット団員「了解!」
しかし瞬はロケット団の攻撃をヒラヒラ交わし星一の方へ行く。
星一「早く!」
星一が囃し立てる。
瞬「ハイ!」
星一「よし!いまだ!レオンで“ひのこ”!!」
瞬「分かりました!レオン!“ひのこ”だ!」
一瞬あたりが白く光った。
星一「よし、ゴースト!“ねんりき”で俺と瞬の周りの
   爆風や炎を逸らすんだ!!」
ゴーストが構えた次の瞬間にその部屋は爆発していた。

もうもうと煙がたちこもるなか、星一の声が瞬の耳に聞こえてきた
星一「瞬?大丈夫か!?」
すぐに瞬が答える。
瞬「ええ、平気です……」
まだ、星一の姿は見えない。
星一「また爆発が起きるかもしれない。すぐに脱出するぞ!」
だんだん煙がはれてきた、幹部は気を失っている。
瞬「はい!」
星一「っと……とりあえず電話で光に……」
星一が携帯電話のボタンを押す
星一「……あ?光?こっちは終わったから
   そっちのサントアンヌ号に“テレポート”で送ってくれ。」
星一が電話を切るか切らないかというところで
“テレポート”が働き始めた。
その時幹部が意識を取り戻した。
幹部「クッ……」
星一「じゃあな、俺達は脱出するよ」
瞬「さようなら。今度から悪いことはしないでくださいね」
幹部「待て!」
しかし星一達はもうテレポートしていた。
幹部「……畜生!」
幹部は力の限り床を拳で叩いた。

−クチバシティ港−
星一達がテレポートを終えて姿を現した。
その瞬間に光が星一の視界に飛び込む。
光「星一!無事だったの……よかった……
  でもなんで爆発する瞬間にテレポートしないで
  爆発してからテレポートをしたの!?」
星一「いや、理論では爆発するってわかってたけど
   万一爆発しなかったらあれだったしな」
光「もう…心配したんだから……」
瞬「いや、でもホントに一か八かだったんですよね」
星一「いや、上手くいってホントによかった」
星一が服に付いた汚れを払いながら言う。
瞬「でもまさかロケット団の人たち、
  あのサントアンヌ号が“みがわり”で作った
  ニセのサントアンヌ号だなんて気付かないでしょうね。」
星一「気付かないだろうなぁ……やっぱ」
光「え?教えなかったの!?」
光が驚いた声を出す。
星一「教えるとあいつらも強気に出ると思ったからな」
瞬「一応動力源は破壊したからしばらくは海で漂流生活ですね」
星一「そうだな」
星一達に小さな笑いが起こった。

−3日後−
星一「じゃ、ここでお別れだな」
瞬「そうですね」
星一「もう少し一緒に旅したかったけどな
   俺達はジム行ってからイワヤマいって
   それからシオンタウンへ行くんだが………」
瞬「ボクは東へ行って北上してシオンタウンに行きますから
  それにお二人さんの邪魔にもなると少し悪いですし」
光の顔が一瞬星一の目に赤く写ったのは気のせいだろう。
星一「そうか、じゃあな……」
瞬「ハイ!」
光「じゃあね!瞬さん!」
瞬「光さんもお元気で!」
そう言い、瞬は駆けだした。
やがて瞬の姿が見えなくなった……
星一「光、また瞬に会えるといいな」
星一が光に呟く。
光「そうね……」
星一「よし!じゃあ、俺達はジムへ行くか!」
光「ウン!」
星一(次はいつ会えるかなぁ・・・)
星一は青空の港町で駆け出しながらふと、そう思うのだった