新井星一物語ポケモン編第二十一話:迅速の稲妻、サンダー
−九階−
瞬「パピヨン!"ハイドロポンプ"!!」
スターミーのパピヨンが水を吹き出す。
??「サンダー!"かみなり"で蹴散らせ!!!」
一瞬サンダーが抵抗を示すような顔をしたが、
すぐに空中に電気がはしり、水が消滅した。
瞬「(?抵抗をしめした・・・)お前は………誰だ?」
マチス「俺の名前はマチスだ……」
瞬「マチス?クチバジムリーダーの?!」
マチス「そうだ」
瞬「ジムリーダーが……なんでこんな事を?」
マチス「ハン!答える必要はないな!!!」
サンダーが身構えた。
瞬「くっ交代だ!ボム!!"のしかかり"!!」
マチス「サンダー!よけろ!」
サンダーがヒラリと交わす。カビゴンは大きい音を
響かせ、地面にぶつかった。
瞬(あいつには水で攻撃しても無駄だ・・・)
マチス「サンダー!"ドリルくちばし"!!」
サンダーがボム目掛けてサンダーが猛突進してきた。
瞬「ボム!!」
ボムの土手っ腹に直撃し、ボムの体力が一気に減った。
瞬「くっ……
  (つ、強い…これが伝説のポケモン……サンダー
   だが………一時のみ見せた攻撃するのをためらう表情
   まさか……サンダーは操られている?
   どうやってかは分からないが……
   ショックを与えれば直るのだろうか……
   でも・・そこまで強いショックを与えるワザなんて
   ボクには……)」
その瞬間、頭に記憶が走った。
瞬(そうだ!アレがあるじゃないか!!!)
マチス「サンダー!"ドリルくちばし"!!」
瞬「戻れボム!!行け!パピヨン!!」
マチス「へっ、水ポケモンが無駄だってことは証明されただろ!」
瞬(星一さん……ワザを借ります……)
サンダーが再び身構える。
瞬「パピヨン!"ハイドロポンプ"!!」
もの凄い勢いで水が飛び出るが、サンダーの"かみなり"が蹴散らしている。
何度も攻撃した時、マチスが言った。
マチス「オイ、何度やっても無駄なんだよ、無駄!」
瞬「"ハイドロポンプ"!!」
マチス「分からねぇヤツだ!サンダー!"かみなり"だ」
ハイドロポンプが宙で散っていく
瞬「よし!戻れ!パピヨン。頼んだぞ、レオン!!」
ウィンディのレオンがボールから飛び出す。
瞬「レオン!"火炎放射"……」
その瞬間、閃光が当たりを包んだ。
ドゴォオオオォオオォオオン……
瞬「ゲホ!ゲホゲホ!!」
煙の中から瞬が抜け出てきた。
瞬「サントアンヌ号でのゲホゲホ!作戦ですけど……」
口を手で覆いながら辺りを見回す。
瞬「…結構……ゲホ!上手く行ったみたいですね……
  ゲホ!…少し酸素が足りなかったかな?ゲホ!
  け、煙が凄い……ゲホゲホ!」
段々煙がはれてきた。サンダーの影が目に映る。
瞬がすぐさま駆け寄った。
サンダーの目は固く閉ざされている。
瞬「(正気に戻っているのか!?)
  とりあえず……"きずぐすり"で手当てを……」
"きずぐすり"を使用するとサンダーが少し元気を取り戻した。
瞬がサンダーの方を見る。
サンダーに先ほどの凶悪性は見られない。
どうやら、正気に戻ったようだ。
瞬「よかった……」
二回へ行こうとした瞬をサンダーがクチバシで止めた。
一瞬ビクッとしたが、すぐに落ち着き、
瞬「……もしかして一緒に闘いたいのかな?」
サンダーがコク。と首を縦に振った。
瞬「わかった。一緒に行こう!!」

−その時−
龍之介「ったくよ−……ココは一体どこなんだよ?
    さっき変な床踏んじまったからな……
    チッあれが原因か」
ブゥ・・ゥン
龍之介「な、なんだ?景色が一瞬揺れたぞ
    いや、まてよ?こんなのがさっきあったような……」
どんどん景色がゆがんでいく
龍之介「ま、またふんじまったァァァァァァァァッ!!」
さっきとは全く別の景色になってしまった。
龍之介「せ、せっかく道が分かりかけてきた所だったのに…」
気を取り直して建物の中を歩いていると重々しい部屋を発見した。
龍之介「なんだ?この部屋は」
重々しい扉。重厚な色。そして何より不気味さが漂っている。
龍之介「怪しいなぁ…星一に相談するべきかなぁ……」
しばらく考えたがやはりやめることにした
龍之介「まあ、こんな簡単にこれる所にミュウツーが
    あるわけねぇか。構わねぇ。行くか」
重々しい扉を開ける。冷気がこちらに吹いてきた気がした。
一歩踏み出すと、さらに冷気が漂っている。
ゆっくりと扉を閉めた。龍之介は気付かなかったが
そこには

「Mewtwo's room」(ミュウツーの部屋)

と書かれていた。