新井星一物語高校編第十九話:甲子園〜準決勝まで〜

−放課後− 星一「稔〜」 星一が話しかける。稔はランニングの途中だった。 稔「なんですか?新井先輩」 星一「まぁ、とりあえずお前は二軍のやつらの    練習をひっぱっといてくれ」 稔「ハイ。」 星一「それでお前は練習を指示している間はずっと素振りだ」 稔「ハイ!」 そして夏が来た。星一にとっては二度目の夏だった。 昨年の浜磯高校との試合、忘れられるはずもなかった。 大和に4打席連続HRを撃たれたあの試合。 どんなボールでもスタンドへ運ぶ大和の怪力。 星一は、その圧倒的な力の前に敗れた、 それ以来、星一は大和を倒すことに一年間没頭した。 星一「・・・今度こそ」 星一は心に堅く誓う。 −夏− 星一達は地区予選大会を早々と優勝を決め、甲子園に勝ち登った。 星一「甲子園っていうと春の選抜以来か・・・・」 星満「ああ、昨日のことのように今、ハッキリと思い出せるな」 −一回戦− 一回戦は侍義塾高校 なんか妙なチームだったが星一達は6−0で勝利を収めた 一回の表に無死満塁になったが大山兄弟のファインプレーで 一気に3アウトを取るとチームに勢いが出てきて6点を 取り、一方の星一は一回以外はヒット1本で抑えるという好成績だった。 星一「以外と余裕だったなぁ、初回以外は」 星満「大山兄弟じゃなかったら点とられてたじゃねーか!」 星一「気にしない、気にしない!」 星満「ったく・・・」 −二回戦− 相手はあかつき大附属高校 春に守が言っていたように進というキャッチャーが入っていた。 結果は3−2で勝利。初回に星一がHRを撃つと そのウラに守が2Rを撃ち、逆点すると 進の相手を交わすようなリードで 9回まで勝っていたが9回に守が星満に捕らえられ、 場外2Rで逆転。そのウラは星一がきっちり抑え勝利を掴んだ。 星一「むう、手強かったなぁ、とりあえず星満サンキュ」 星満「ああ、お前もウラできっちりおさえたからな」 その後、星一達は強豪を勝ち抜いて、 ついに準決勝まで来た。 −準決勝− 相手は大漁水産高校 この試合に勝つと先ほどの試合で決勝戦進出を 決めた大和と戦える事になる。 結果は9−7城南の勝利だが星一には珍しく乱打戦になった。 序盤に4点とったが立ち上がりを星一が狙われて 5回までに5点を取られ逆転される。 しかし、城南は一回に一点ずつ取っていき、 6回に同点、7回に逆転すると、 9回の表に9−6にした。 その後一点は取られたものの、星一がラストバッターをライトフライに 打ち取り、ゲームセット。 星一「あいつら・・パワーがあるうえに一発ねらいでブンブン    振ってくるから投げづらいぜ・・・・」 星満「ああ、以外とああいうものは怖い。    出会い頭って事もあるしな・・・・・」 星一「何はともあれ、次は大和だ」 星満「気合い引き締めてかかろうぜ!」 星一「オウ!」