新井星一社会人編 第一話:入社一試合目。
星一は社会人野球で大和と闘うために猪狩コンツェルンに入社した。
しかしある日のこと・・・・・
部長「あー・・・新井君、新山君」
星一&星満「何ですか?部長」
部長「えっとねぇ・・・君たちは野球も仕事も優秀だから、
   東京の猪狩コンツェルン本社に言って貰うことになったから」
星一&星満「え?」
というわけで東京本社に行くことになった星一だった。

−新幹線車内−
星満「オイ、星一。話がある」
星一「なんだよ」
星満「そのカツをオレにくれ!」
星一「断る。オレはこれが食いたくて買ったんだぞ。
   そんなこというならお前のそのイカリングくれよ」
星満「な、なにをいうんだお前!これはこの弁当の
   オカズのメインなんだぞ!メイン!誰がやるものか!」
星一「それと同じ理由だ。オレのもやらん」
星満「ケチ」
星一「なんか言ったか?」
星満「イヤ、何も」
星一「そろそろ東京だ。降りる用意しようぜ」
星満「ヘイヘイ」

−猪狩コンツェルン本社−
猪狩茂「やぁ、来たね。新井君、新山君」
星一「いや、この度は自分たちを認めてくれてありがとうございます」
星満「ありがとうございます」
猪狩茂「イヤ、何。それと野球部で紹介するからちょっときれくれないか?」
二人「分かりました」

−グラウンド−
猪狩茂「………というわけで今日は転入社員を紹介する!新井君、来なさい」
星一「新井星一です。よろしくお願いします。」
龍之介「ありゃりゃ。あいつどっかで見た事あるような……」
拓郎「ふーん。俺は見た事無いな。大学じゃないのか?」
星一「(汐瀬龍之介……昔の極亜久高のキャプテンじゃないか。よ〜っし…)」
龍之介「ん?」
俺は星一とか言う奴が俺をすっと見、すこし笑った。
猪狩茂「新井君。ではキミの自慢できることを教えてくれないかな?
    もちろん野球で、だぞ」
星一「ハイ…では…」
そして星一はボールを取り、俺の方を向いてふりかぶった。
龍之介「なんだ?」
ビュウウゥゥゥン!スカン!パラパラ…
なんとか龍之介が避けたおかげで、龍之介の右スレスレのところにボールが飛んできた
そして龍之介の倒れかかっていた壁がパラパラと音を立てて崩れていった
星一「見ての通り、俺はコントロールが良いんですが…」
龍之介「……新井星一…」
星一「俺のことをまぁまぁなんて言った罰だ」
龍之介「ああすまない。ダメ野郎だったな。悪かった。謝るよ」
星一「ダメ野郎がどっちか…今に教えてやる」

−数日後−
猪狩茂「あー、今日は一軍と二軍、そして三軍の入れ替え試験を行う!
    ・・・・・・・・
    ・・・・・・・・
    次!新井!」
星一「ハイ!」
・
・
・
二人ともアッサリ合格だった。
星一「なんでぇ、大したことねぇな」
星満「もっと強い物かと思ってたが・・・・ま、三軍だしな」

−練習試合の日−
星一「・・・二軍だけど一応ベンチ入り・・・・か」
ベンチのはじっこで龍之介が叫んだ。
星満「そうだな。にしてもあいつら(龍之介と拓郎)・・・」
星一「ん?」
星一が見たのは龍之介が拓郎の首を軽く絞めているシーンだった。

そして7回裏。龍之介の登板となった。
星一「・・・実力見せて貰うかな」
7回は普通に抑えて8回のウラ。
龍之介の放ったストレートは恐ろしい勢いで落ちていった。
星一「な、なんだあの球は?!」
星満「初めて見たな。アイツの投げるあんな球」
進「あの変化球は………」
星一「ん?・・・・進?!」
進「え?アレ?星一さん?!ここに就職したんですか?」
星一「ん・・・・まあな」
進「これからヨロシクお願いします!」
星一「ああ、こちらこそ」
ゲームセット1−2で敗北だった。
星一「残念だったな。帰るか、星満、進」
進「あ、ハイ」
その時進が不適な笑いを浮かべていたのに星一と星満は気付かなかった。
ただ、こっそり進が龍之介のあとを付いていったのを見ただけだった。